ピアノを初めた時。。。
あの独特な 匂い 手触り 感覚 気持ち ・・・
何十年たった今でもはっきりと覚えています。
忘れません。
白い白い鍵盤がそれは多く 大きく 感じられました。
指をそっと下ろした時のあの、感触
あの、感覚
あの匂い・・・。
脳裏の奥の奥底にある何かを
今でも忘れません。
それはそれは嬉しかったです。
習いたかったピアノ。
弾きたかったピアノ。
となりのお姉ちゃんが とっても上手に
いつも練習していました。
私もあのようになりたい。
あんな素敵な曲が弾きたい。
家にピアノはありませんでした。
でも 習いたいという 私の気持ちを
先生は大切にしてくださり、
楽器がないのに
レッスンに来るのを許してくださいました。
ありがたかったです。
もちろん3歳の私にそんなことはわかりませんが
今となれば それが許されなかったら
もちろん今の私がないというのはわかります。
ピアノ教室で楽器がないのは
多分私だけでした。
練習は 毎日 紙鍵盤でなんどもなんどもしました。
指が痛い。
紙の鍵盤はリビングの机の上において弾くと
まるく卵の形で弾いても 指が痛いです。
膝の上でひくと 紙なのでよれよれになってしまいます。
だから 机の上でしました。
当時は今のようにいろいろ導入教本はなく
たいてい バイエルの上巻から入ります。
私も そうでした。
「ド」を弾くのが嬉しくて
なんどもなんども練習しました。
先生のご自宅は ちょっと距離がありましたが、もちろん当時は親の送り迎えなどありません。
時間に遅れないよう自分で毎週時計をみて 家を出ました。
前の方のレッスンが伸びていると
「リカちゃんハウス」で、遊ばせてもらって
待っていました。
上巻バイエルは2ヶ月しないうちに終わってしまいました。
ハイペースで練習してくるので
ハイペースで宿題が出ます。
先生は宿題の曲は一切一緒に譜読みしてくれません。
チェックが付くだけです。
でも そのチェックが嬉しくって
次の週も また 次の週も 練習していきました。
紙鍵盤で。
下巻になったとき
さすがに 両親は中古のアップライトピアノを
買ってくれました。
嬉しかったです。
何度もなんども弾きました。
その時の気持ち
・・・初めてピアノに触った瞬間。
今も忘れません。
ある、生徒さんのお母様よりメールをいただきました。「少しでも今この時に頑張って欲しいです。なぜって OOちゃんの年齢のときに 少しでも美しいもの 本物 に触れて 生きていくための力としてほしいので ピアノをしっかり続けてほしいのです」
その言葉感動いたしました。
母は精一杯 いつも子供のことを考えていますよね^0^
次に紹介するのはまたまた私の感動した文章なのですがよければ一読ください^^
三枝理枝子著「空の上で本当にあった心温まる物語2」あさ出版 2011年10月17日発行より
「八丈島からの便で、搭乗したのは、
YS11というプロペラ機でした。
その日は天候が悪く、
機体もかなり揺れました。
思い返すとなんでこんな時に、と思うのですが、
私は首にしていたペンダントを外し、
汗を拭き取り始めました。
そのとたん、機体が大きく揺れ、
手に握りしめていたペンダントを座席の間に落としてしまいました。
すぐに探したのですが、見当たりません。
その姿に気づいて、CAさんが
「何かお探しですか?」と声をかけてくれました。
「実はペンダントが落ちてしまって…」
特徴を説明すると、
隣の席の年配の方も、
後ろの座席のダイビング帰りらしき真っ黒に日焼けした若者たちも、
下を向いて探し始めてくださいました。
しかし、まったく見つかりません。
たった今、それも機内で落としたのですから、
なくなるはずないのに…。
焦る私に、CAさんが、
「ご心配だと思いますが、到着してから必ずお探しいたしますのでご安心ください」
と力強い言葉をかけてくださいました。
ずっと探し続けてくださった周りの方にもお礼を言って、
不安ながらも羽田到着を待つことにしました。
着陸後、全乗客が降りるなり、
連絡をしてくださっていたのでしょう。
整備士の方々が乗り込んで来ました。
再度、どんな風になくしてしまったかを説明すると、
座席近くを丹念に探してくださいました。
ところが、やはり出てきません。
「動かすしかないな」
リーダーと思われる人のそのひと声で、
座席の分解が始まりました。
座席を外すことがどんなに大変なことか、
十分理解していました。
それでも、私には、「もう、いいです」のひと言が、
どうしても言えませんでした。
ネジを外し終え、座席シートを外したとたん、
ペンダントが見つかりました。
「どうしてこんなところに」と思うくらい狭い座席と座席の間でした。
「ありがとうごあいます。ご迷惑をおかけしました」
そう言いたかったのですが、受け取ったとたん、
涙がぼろぼろ溢れ出てきてしまい、言葉になりません。
「実は昨年の春、息子が八丈島に旅行中、友達の運転する車の助手席に乗っていて、交通事故に遭って死んでしまったのです。
就職も決まった、卒業旅行でのことでした。
一年経ちましたが、息子の死が受け入れられないままでいます。
このペンダントは、息子の形見で、だからどうしても探し出したくて…。
皆さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、もしかしたら、息子が私に何か伝えたくて、こんなことをしたのかもしれません。
皆さんが作業をされている姿を見ているうちに、なんだかそんな気がしました。
息子は私と同じように技術職でした。
車の会社ですが、あのまま生きていたら、きっと、皆さんのようにつなぎを着て活躍していたことでしょう。
私が息子のつなぎ姿を見るのを、とても楽しみにしていたのに気づいて、皆さんのつなぎ姿をみせようと、今日、引き合わせてくれたのかもしれません」
「そうでしたか」
いつの間にか、整備士さんとCAさんだけでなく、
機長さん、副操縦士さんまでが私の傍に来て、
心配そうに取り囲んでくれていました。
CAさんの何人かは涙くんでいます。
「元気になってください。息子さんもそう願っているはずです」
同年代であろう機長さんが声をかけてくださいました。
「また、ぜひご搭乗ください。
一生懸命整備して、お待ちしていますから」
目を見て力強く言ってくれた先ほどの若い整備士さんに息子の顔が重なって…。」
~~ ある美術学校でのエピソードである。
陶芸の授業のとき、
最初に教師はクラスを2つに分けた。
そして、
アトリエの左半分の生徒には作品の量によって、
右半分の生徒には作品の質によって採点すると告げた。
採点の日が来て、
興味深い事実が明らかになった。
優秀な作品は、
すべて、“量グループ”から生まれたのだ。
量グループの生徒は、
たくさんの作品をつくっていく過程でいくつも失敗し、
そこから学ぶことでいい作品を次々と生み出すことができた。
しかし、
“質グループ”の生徒は、
完璧な作品について理屈をこねるだけで手を動かさなかったために、
成果として残ったのは、
壮大な理論と作品になりそこねた粘土だけだったのだ。
あなたの目標が、
ビジネス、スポーツ、芸術、人間関係など、
どんな分野であろうと同じこと。
進歩する唯一の方法は、
「トライ・アンド・エラー」をくり返すことだ。
そして、
そこでの失敗を経験という財産に変えていくのだ。
~吉永さんの1分の感動より~
何事にも言えると思います。
ピアノでもそうです。
挑戦してみる とりあえず弾いてみる。
まずそこから始まるんだなあと
あらためて思います。
そして、時間をひくこと
回数をひくこと、それが1つのいい演奏を生む
最良の方法なんですね^^
今日まだレッスンを始めて間もない生徒さんのお母様からメールをいただきました。
「姉の○○は、3拍目が短くて、こけたような感じ。 妹○○は符点2分音符を伸ばし過ぎて、次の音に遅れる感じ。 三拍子は難しいのでしょうか?何か練習のコツがあれば教えて下さい」
すごい!ご家庭での毎日のトレーニングをしっかり積んで把握してくださっている感じ。。。
ひしひしと伝わってきます。「こつ」をお教えすると、また様子を見て、練習してきてくださるとのこと、本当に嬉しいメールでした。
大変お忙しいお母様だと思いますが 時間をしっかりとって進めてくださるのは 何より数段の伸びとなり後々お子様の財産となることにつながります。
また、ご家庭での良い親子関係の築きの一つとなれば 大変嬉しく思います。
凄く楽しみに練習がんばってくれています。
お辞儀もとっても上手。
楽譜の表紙は手作りです。
いい音楽を奏でようとしたら
必ず楽譜も綺麗に。。。というのは
大切なことだと思います。
上等な楽譜ではなく
どれだけ大切に思っているかが
大事なことだと思います(〃^ー^〃)
幼稚園で、音感教育がされていることはとても素晴らしいと思います。
毎日のことはとても大切です。
特に小さい時期にしか絶対音感はつかないので
毎日通う幼稚園や保育園でのトレーニング
または同じようにおうちでのトレーニングはとても大切です。
ドの音がなって
果たしてなんの音なのか
ドでもどの高さのドなのか
また、ドでもどのピッチのドなのか。。。
毎日のトレーニングで自然に理解することができるようになります^^
といってもそんなに時間をかけず毎日少しずつのトレーニングで。。。
「おとのひろば」ではピアノだけでなく音感のトレーニングも取り入れて
絶対音感を身につけていただいています^^
よく 故竹内美知子先生に言われました。
「生きた音を出しなさい」
そうか!生きた音を出すんだ!と、何度も何度も自分の音を聞きながら練習したものです。
生きた音があるということは 生きていない音もあるということ。。。
生きているということは「心」があるということかなあと思い
一音一音思いながら心を込めて弾きます。っとこれがなかなか難しいんです。
発表会が近づいて 曲もおおまか出来上がってきますと
みなさんどんどんふか~く 曲のいろんなことについて
考えながら弾いてくださいます。
どんどん音が、曲が生きてきます。
すごいですね。。。
メリーさんのひつじが こんなにも深く弾けるなんて。。。^0^
同じくラフマニノフの鐘の音もどんどんなってきます。
英雄ポロネーズが勝利の凱旋を果たします。
アルプスの夕映が目に焼き付くようです。
小犬もどんどん可愛らしくなってワルツを踊ります^^
どんどん生きた音になっていきます*^^*
徒さんのお母様から
「それにしても最近の楽譜はカラフルで楽しめて良いですね」というメールを頂きました。
本当にうなずけます。
本としてもとても芸術性の高いものだと思います。ピアノをひくときもイメージがつかみやすいですよね(〃^ー^〃)
音って目に見えないイメージで作りあげるものですから とても大切なことだと思います。
色使いも 表題出版社編集者によってずいぶん工夫されています。
発表会が近づいて それぞれ曲の集大成に入ってきています。
今日のレッスンでは 拍手をうけて お辞儀の仕方 座り方 立ち方 歩き方 いろいろなマナーを学びながら の レッスンとなりました^^
緊張のあまり 右手と右足が同時に出てしまうお子さんも。。。
(あ~、でも 気持ち痛いほどわかります!)
これはホントにその場で体感しなければ 味わえない なんとも言えない何かなんですf^^;
ジェットコースターの頂点から降っていくふわっとするあの一瞬のようなあれが ずっと続く?^^でもそれともまたちょっと違うような。。。
に、っ比べたら 受験の面接なんてへっちゃらかもしれません^0^
出会った時はまだ幼稚園だったOOちゃん。
大きく、美しくなられたものです。
OOちゃん ちょっとひょうきんで 賑やかなことが大好き^^
小学生のときはさほど感じなかったのですが
卒業されるころから、ん?ちょっとこの子は違う?と感じていたら
ぐんぐん偏差値があがって 中高一貫の関西トップの中学に合格されました。
ひえ~すご・・・。と、入学当初から感じていたのですが
高校に上がられて、ますますひょうきんさと 賢さが増していくばかりf^^;
ピアノはず~っと途切れることなく、
メールは学校からでも(・・・い、いいのかな・・・f^^;)
どんどん送ってくれます。
(写真つきで)
今日のレッスンでは 忙しいOOちゃんやし、じゃ、ここからここまで
もう 今この場でアンプしちゃおう!(内心 いや、それは無理やろう。。。
でもやりかけることが大切、と、思って言ったのですが、)
本人「えーー!そんなん無理や~」と、言いつつも覚え始めて
数分後 冗談で「じゃ、楽譜とるね~^0^」というと
ささっと弾き始める始末。「げ、すご!」と、思いながらやっぱり
「すごいね・・・・」と。感嘆のセリフを言いました。
で、「じゃあ次のレッスンまでにここから最後まで前ページアンプしてきて~」
というと、OKといってくれたOOちゃん。
レッスンが終わって 「で、次のレッスンやねんけど、今度の火曜日の夜いいかなあ~」
と、おもむろに尋ねると、笑顔で「あ、あいてる!^0^」と、返事してくれたものの
「じゃあアンプよろしく~^0^」「ひえええ~~~~!」
OOちゃん 頑張ってくれてるかなあ~。^0^
ちなみに曲はベートヴェンのソナタの「悲愴」です!